2022-01-01から1年間の記事一覧
なぜ「高齢者雇用確保措置」「人生100年時代」なのか? 「対処」か「対策」か? 「当社は人を大切にする会社です!」「社員は財産です!」と声高らかに話す経営者、実に多いです。 でも、これはごくごく当たり前のこと。当たり前のことをあえて強調して言う…
望む望まないとは異なる次元で「働くこと」を含めた生活環境が日々変化している中、働く人たちの志向性もひと昔前とは変わりつつあるようです。 たとえば、株式会社リクルートが実施した「就業者の転職や価値観等に関する実態調査2022」によると 両極化する…
厚生労働省より「令和4年版 労働経済の分析」(労働経済白書)が公表されました。 分析テーマは「労働者の主体的なキャリア形成への支援を通じた労働移動の促進に向けた課題」だそうです。 今回は、この内容(概要)から、転職やキャリア形成の動向について…
2022年(令和4年)8月31日に総務省統計局から「生活時間及び生活行動に関する結果」が公表されました。 1日の生活時間の配分 家事関連時間 仕事の状況 スマートフォン・パソコンなどの使用状況 地域別にみた生活時間 1年間の主な生活行動 これは、1日の生…
フリーランスとは? 多発するトラブル防止のために フリーランスに係る取引適正化のための法制度の方向性 労働移動の円滑化 、副業・兼業の拡大など、従来の日本の雇用のあり方を覆すような政府の施策が、これまでにないスピード感で進められています。 日本…
IT企業で長く人事の仕事をしていましたので、どうしてもIT業界やIT人材の動向に注目してしまいがちです。 ということで、今回は「不足し続ける日本のIT人材とチャンス」について。 近ごろ、ビジネスも人材も「DX(デジタルトランスフォーメーション)」がト…
社会保険制度ってナニ? 厚生年金に加入するとどうなる? 老齢年金額が上乗せされる 障害年金の支給対象範囲が広い 遺族年金の支給対象範囲が広く保障も手厚い 保険料の半額は会社負担 健康保険に加入するとどうなる? 傷病手当金が受けられる 出産手当金が…
65歳までの雇用確保措置 <義務> 最もリスクがあるのは「再雇用制度」 再雇用制度(65歳まで)を採用している会社(経営者)の見方 70歳までの就業機会の確保 <努力義務> やらない理由は? 「当社は人を大切にする会社です!」「社員は財産です!」と声高…
近ごろ、何かと話題の「リカレント教育」のこと、ご存知ですか? VUCAと言われる先行き不透明な今の時代、企業や労働者を取り巻く環境が目まぐるしく変化しています。 自律的・主体的・継続的な学び・学び直し また、人生100年時代ともいわれるように、労働…
新しい資本主義の実現を掲げる政府が強力に推進する「副業・兼業」ですが、「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画(案)・新しい資本主義実現会議(第9回)」では、その課題も明らかにしています。 『副業を通じた起業は失敗する確率が低くなる、…
「年金制度の機能強化のための国民年金法等の一部を改正する法律(年金制度改正法)」という法律が成立(2020年5月29日)し、2022年10月1日より社会保険の適用範囲が拡大することになりました。 ちなみに、この法律ができた目的は「より多くの人がこれまで…
人への投資 なぜDX DX人材不足 デジタル時代に求められる人材 人材育成の進め方 必要な能力とマインド マナビDXのこと みなさんもご承知のとおり、日本経済の再生に向けた成長戦略が「新しい資本主義の実現」を掲げた新たなステージに突入しています。…
労働者のメリット 手っ取り早く稼ぎたい 効率良くスキルを身に付け、経験を高めたい 企業のメリット リスクを抑えてキャリア形成と自己実現(やりたいことへの挑戦)したい これまで禁止が当たり前とされてきた「副業・兼業」。 これが一転し、原則自由にな…
起業や転職に備える手段のひとつとして政府が推し進める「副業・兼業」。 smilework-lab.hateblo.jp 雇用保険にも起業をサポートする特例「事業開始等による受給期間の特例」が設けられました。 事業開始等による受給期間の特例とは? 雇用保険の被保険者が…
2022年7月8日付で「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律に基づく一般事業主行動計画等に関する省令の一部を改正する省令」(令和4年厚生労働省令第104号)及び「事業主行動計画策定指針の一部を改正する件」(令和4年内閣官房、内閣府、総務省、…
「当社は人を大切にする会社です!」「社員は財産です!」と声高らかに話す経営者、実に多いです。 でも、これはごくごく当たり前のこと。当たり前のことをあえて強調して言うことのほうが、むしろ胡散臭く(ブラックぽく)感じますよね。 企業経営において…
少子化・高齢化による労働力不足、諸外国とのIT技術格差、なかなか減らないブラック企業問題など、日本の抱える様々な課題を解決する手段として強力に推進されている「働き方改革」。 その中で、副業・兼業も「原則禁止」から「原則自由」、さらには「積極推…
コロナ禍で生活様式が一変した中での物価高。 どちらも治まる気配はなく、お先真っ暗。 まさに「VUCAの時代」です。 smilework-lab.hateblo.jp 不安定な社会情勢、エネルギーの高騰などによる電気料金の値上げなどもじわりじわりと家計を圧迫。 この秋にはさ…
デジタル人材の育成を推進するため、デジタル知識・能力を身につけるための実践的な学びの場として、2022年3月に経済産業省が開設したポータルサイト「マナビDX(デラックス)」はご存じでしょうか? ◉ マナビDX Quest https://manabi-dx.ipa.go.jp/manabi-d…
今回紹介するのは、厚生労働省が日本版O-NETとして運営する職業情報提供サイトです。 愛称は job tag(じょぶたぐ)。 職業について、内容、就労する方法、求められる知識・スキルや、どのような人が向いているかなどが総合的にわかるサイトとなっています。…
現在、学生の就職活動について政府主導でルール化(形式的?)されているのですが、そのルールが大きく変わることになりました。 まず、これまで曖昧であった「インターンシップ」について定義づけされ、一定の基準に適合するインターンシップに参加した学生…
教育・人材力の抜本強化 実現のために必要となる主要項目 産官学連携による実践的教育 近ごろは、すべての産業において「IT力(IT人材)」が求められています。 新卒採用も中途採用のどちらでも当たり前のように・・・ 背景のひとつには、政府の掲げる「成長…
キーワード① 「成長産業」 キーワード②「Society 5.0とAI人材」 キーワード③ 「マルチワーク・マルチスキル」 やるか、やらないかの時代 平成25年6月14日に閣議決定した「日本再興戦略 - JAPAN is BACK - (2013年)」はアベノミクスとも言われ、その後も「…
今回は法律の専門家・人事担当者でも誤解しがちな「傷病手当金をもらいながら育児や介護休業の取得(休業給付金の受給)は可能」についての解説(関連する行政機関に確認済み)です。 傷病手当金 育児・介護休業との関係性 会社の間違った対応の例 高ストレ…
度重なる法改正により、ただでさえわかりにくい年金制度がどんどん複雑怪奇な仕組みになっている点を考慮して?厚生労働省が開設した「公的年金シュミレーター」、ご存じでしょうか 働き方・暮らし方の変化に応じて、将来受給可能な年金額を簡単に試算できる…
今回は、積極的に国が促進している「副業・兼業についての注意点」を解説します。 副業・兼業を禁止する就業規則は違法? 「副業・兼業は禁止が当たり前!」というわけではないのですが・・・ 副業・兼業について考えられる企業側のルール(就業規則) 他に…
今回は、何かと話題の「副業・兼業」について。 オープンイノベーションを引き起こすネクスト・ワークの鍵 社会通念上のワーク・ルールが劇的に変わり、働き方の考え方も大きく変わりつつあります。 ひとつの会社で働き尽くす(滅私奉公?)ことが当然であっ…
「近ごろの若者は、おとなしくて、ちょっと叱咤するとシュンとなる。」 なんて話をよく聞きます。 これはいつの時代も同じ。 「今どきの若者論」は、いつだって同じ。 若者に「精神的な打たれ強さ」を求めるのもそう。 20年ちょっとの人生において、今の学校…
今回は、企業で長く採用の仕事を行ってきた元人事担当の経験から、面接試験の基本について。 量より質 話し上手は聞き上手 どう伝えるか 「PREP法」という伝え方 量より質 面接試験は、求職者が言いたいことを言う場ではありません。 面接官が求職者について…
4月は年度のはじまりを迎える企業も多く、この時期に、昇進や昇格、職場の変更など、広く人事異動が行われる時期でもあります。 まるで、学生の頃のような、“担任が変わる、クラスが変わる” のような、なんだかドキドキ、ワクワク、ビクビク⁈ みたいに。 職…